神経症の不眠
今日は神経症の不眠について。
ノイローゼということばは一般によく使われますが、誤解されていることもよくあるようです。
新聞などで重度のノイローゼなどと使われる場合は精神分裂病のこともありますし、ノイローゼのために自殺などという記事の時には、うつ病のことも多いのです。
しかし正確には、神経症というのは精神的原因(心因)によっておこる精神的あるいは身体的障害であって、そのほかに原因となるような脳や身体の病気がない場合だけをいいます。
精神分裂病も現在のところ明らかな脳の病変はないものを言いますが、分裂病と神経症の鑑別はなかなかむずかしいものです。
特に分裂病の初期では、いわゆるノイローゼ様症状を呈することがあり、誤診をされる場合もあります。
しかし現在の精神医学では、分裂病と神経症は一応別のものであり、治療も異なっています。
別の見かたからすると、ノイローゼというのは、環境にうまく適応できない時に起る反応なのですが、その反応が起る因子が、環境に大きな原因があるか、本人の性格に主な原因があるかによって、いろいろなタイプのノイローゼが出現します。
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